Facebook Live中に射殺 ドミニカのジャーナリスト2人が標的に

Facebook Live中に射殺 ドミニカのジャーナリスト2人が標的に

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ルイス・マヌエル・メディナ氏とラジオ局のプロデューサーが2月14日朝、Facebook Live中に殺害された。

ガーディアンによると、ドミニカ共和国のラジオ局で活躍する2人のジャーナリストは2月14日、Facebookのライブストリーミング配信中に射殺された。

ラジオ局「103.5 HICC」のラジオレポーター、ルイス・マヌエル・メディナ氏と、プロデューサー、ディレクターのレオ・マルティネス氏が襲われて命を落とした。秘書のダヤバ・ガルシア氏も負傷して緊急手術のため病院に運ばれたという。

地元メディアによると、首都サントドミンゴから東におよそ80キロメートルのサンペドロ・デ・マコリスという街で、3人の男性が逮捕された。3人はまだ起訴されていない。

事件をとらえた動画には、背後に銃声と思われる音が鳴り響くなかで、メディナ氏がニュースを読み上げる姿が映されていた。AP通信によると、生放送が終了する前に女性が「撃たれた! 撃たれた!」と叫ぶ声も録音されていたという。

【閲覧注意】動画には銃撃音が含まれます。

NPO「ジャーナリスト保護委員会」によると、1992年にドミニカ共和国で統計が開始されて以来、記者の殺害は3件ある。ここ最近、ジャーナリストが嫌がらせや殺害予告を受けている。2015年には、移民問題を取り上げた記事を執筆した4人のジャーナリストが脅迫を受けた。当局が捜査したものの、起訴された人物はいなかった。

ドミニカ共和国でジャーナリズムの研究をしているオリボ・デ・レオン教授はガーディアンに、「今回の銃撃事件は前代未聞で、ジャーナリストがなぜ殺害されたのか捜査するべきだ」だと訴えた。

「警察当局は犯人を突き止める捜査だけでなく、ジャーナリストがなぜ殺されたのかを捜査して突き止めるべきだ」と、レオン氏は語った。「今回の事件で犯人が刑事免責となれば、ジャーナリストの間に不安が広まり、堂々と意見を述べて仕事をすることが怖くてできなくなる。政府は、表現の自由を保障しないといけない」

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

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